びゅ～。

　　

ミュージカル「冒険者たち」3/6公演観てきましたよ～！
生ますんだよ生ますんッッ！！
しかし、会場に辿り着くまでが大変でした…。これは別記。

会場に入ると、各キャストさん宛てにお花がいっぱいありました。
場内撮影禁止だったので、写メは出来ませんでしたが、
私が見てこれたのは、
タッキー宛て：タカさんやってた渡部さん、ポチたま
ますん宛て：ファン有志、松井Ｐ ← テニプリソングを手がける偉い人
大希くん宛て：むらいくん
加古さん・向後さん・財前くんやってた佐藤くん宛て：ファン有志
そして成さんが…さすがというかビックリというか、
関根勤、風見しんご、小堺一機、はしのえみ etc…
あぁそうだった成さんって芸能人だった！（ぇ）　ひー！！
他のお客さんが「あ、相葉から花が来てる！」と言ってましたが、これは未確認デス。
他にもずらずらお花がありました。すーげー。圧巻。

今回の会場は、シアターサンモールという、聞きなれない場所で、
外観も中もレンガが使われてて、ヨーロッパのお城みたいな雰囲気でした。
しかし年季の入った様子は無かったので、最近作られたのかもしれません。
キャパは小劇場ぐらいのサイズでした。ざっと見た感じ300人ぐらい？
私、今回のお芝居はかなり後ろの席のはずだったんですが、舞台が近く感じました。

グッズはパンフだけのつもりでしたが…ネルケさんのＧＪぶりで生写真があったので、
ますんゲットだぜェェェ☆☆
本当はね、他の人も欲しかったんだけどね、サイフが…。

原作が童話という事もあって、このお芝居は「子供向け」として売り込みたかったようで、
小学生以下が対象で「ガンバと一緒に写真を撮ろう」という企画がありました…ッ！
会場の女子たち、どうやったら小学生以下になれるか必死に考えてました。
アホか。（笑）



お話について。

かなり有名で人気のある童話らしいですが、お恥ずかしい話、私原作は全然知らなくて、予め内容を予習なんて事もせず、その場の直感で観て来ました。
　↑　何気に私のポリシー。原作知らないヤツは原作見ないまま行く！
あらすじはHPから抜粋～。

主人公ガンバは、世間知らずの町ネズミ。海を見に港へ出かけたガンバは、忠太という傷ついた子ネズミに出会います。ガンバは、忠太の家族や仲間の島ネズミを救うため、仲間たちとともに、冒険の旅へ出発することになりました。
愉快で陽気な、ガンバとその仲間たち。時には意地を張ってけんかをしたりすることもありますが、困ったときには励ましあい、助け合って、様々な困難を乗り越えながら、旅を続けます。
やがて、獰猛なイタチ・ノロイ一族がガンバたちの前に立ちはだかります。力では到底かなわない相手を前に、ガンバたちは、知恵と勇気をふりしぼってたたかうのですが…。

一応、冒険の末に目的を果たすサクセスストーリーなんですが、途中で仲間が死んだりするので、童話なのにリアルでエグい…と軽く悲しくなりました。
世知辛い世の中だぜ。。。

舞台美術は、なかなかシンプルかつ実用的で、
鉄骨で出来た足場が３つぐらいあって、裏には木の板が貼り付けられてて、それをくるくる回転させたり移動させたりして、船に見せたり、シーンに応じて配置を変えたりしてました。
いつも思うけど、ああいうのってどういう発想で作られんの…？　神すぎる。



キャスト陣の話～。

・ガンバ（内藤大希）
主役。元気でちょこまか動きます。正義感強い。基本ポジティブ。
氷帝戦を見てないので、初めて生で拝んだんですが、歌うまい。踊りがダイナミック。
のびのびと歌い踊るので、見てて羨ましくなりますね。若いっていいなぁ…。

・ヨイショ（川本成）
海賊（？）のボス。頼もしいあんちゃんのイメージ。
廻りが若いせいか、目立ちます（笑）。踊りも「お、おじいちゃ～ん！？」みたいな。
ツッコミの入れ方が成さんそのもので楽しかった。

・イカサマ（佐野大樹）
その名の通りイカサマ師。博打（サイコロ２つ振るヤツ）で行動を決めたり占ったりする。
「この人どっかで…」と思ってたら*pnish*のリーダー！！　何で気付かんかった！？
胡散臭さを漂わせながらも、しなやかな動きで見とれまくりました。超カッコエエ。

・ガクシャ（宮下雄也）
お名前の通り、頭の良い博学者。丸メガネ。イカサマとよく対立する。
顔が写真よりもふっくらしてたかな？　でもそのふっくら感が、賢さを漂わせてた。かも。
よく前髪がパサっとなってて邪魔そうでした…。

・シジン（平田裕一郎）
またまたその名の通り「詩人」。傑作は未だないらしい。酒豪。
原作がどんな人（ネズミ）か知らないけど、ミュ版は艶と哀愁が漂う変わり者でした。
表情豊かな顔が見れて得した気分です。海堂は仏頂面だもんねー。

・ボーボ（佐藤永典）
他の人（ネズミ）より１テンポ遅れたのんびりさん。海に憧れお魚さんになりたい～とか言う。
眠そうな表情というか、ふわふわとろ～んとしてて、行動がちょっと心配な感じでした。
おさかなダンスがクネクネしててかわいいーーーー。

・忠太（山田諒）
イタチのノロイに島を襲われ、命からがら逃げ出して、ガンバたちに助けを求めに来る子。
他のキャラが立ってるせいか、ある意味一番普通の子ですねー。
優しくて素直な役柄。

・オイボレ（外波山文明）
何故かガンバたちにくっ付いて来た老人。ちゃっかり知恵を貸してくれたりする。
さすがベテランというか。ゴッドファーザーからコミカルなジジィまで何でも出来るんスね。
丸メガネが似合いすぎです。。。そしてあの集団の中で一番かわいかったです。。。

・シオジ（堀映莉音）
忠太の妹。キーワードとなる島歌の歌い手。何と子役ッ！
むっちゃカワイかったああああ♪　男集団の中の癒しですね…☆
覚えちゃったよ、島歌の振り付け。（汗）

・七朗（滝口幸広）
忠太のいとこ。何故いとこ…。助けに来たガンバたちに「余計なお世話だ！」とか言う。
出番が少なくて残念ですが、あまり変わってなくてちょっと嬉しかったです。
多分、１回セリフとちった。（笑）

・ツブリ（増田裕生）
オオミズナギドリのリーダー。イタチのノロイに妻を殺され復讐心ギラギラ。唯一の“鳥”。
ネズミの衣装は洋服ですが、鳥は和服風で、右腕だけ袖があり、それで翼を表現してました。
ムダにエエ声。カッコイイはずなのに３枚目っぽくて笑いが止まらないナゼ。。。

・ノロイ（伊藤明賢）
このお話の元凶のイタチさん。ラスボス（？）。全身真っ白。
甘美で妖しい声と存在感、すごかったです～。まさに悪役。
見た目紳士なのに残虐性を秘めてて、確かに怖かった。この人多分ドＳだ。（何）

・島ネズミ、オオミズナギドリ、ノロイの部下（加古臨王、林伊織、向後啓介）
伊織が生で見れてわーい！という。。。
オオミズナギドリとして、ますんの廻りをくるくる踊る様が美しかったです～。
　↑　同じく袖ひらひら

キャストは皆すてきさんでした～。
成さんやますんの動きが重そうだったのは気のせいか。（？）
外波山さんは最年長なので、踊りは若い子に任せて自分はエッホエッホしてました。
カワユス。



私的には、それなりに面白い作品でした。
しかし、原作を頑張って一纏めにしたせいか、キャラの心理状態が窺い知れない部分がいっぱいあった気はします。あの時間内ではこれが限界でしょうね。


さて、内容に関連して、私が会場入りする前の話です。
くたくたになった体を休めるべく、開場までドトールに居た時の話。
男性２人組が私の隣に座ってまして、何やら興味深い話をしだしたんです。
何と！3/5の初演を観たらしいという話！！
なんつー神懸りのタイミング！！！　というワケで、
彼らの感想を盗み聞き＆メモってきたので（！！）要約しますと、

・彼らは原作　というかアニメを見た事があり、話の内容は知っている
・舞台版は、アニメや原作のダイジェストを見てるイメージ
・歌も踊りも微妙
・何でキャスト陣が認められてるのかが分からない
（＝それはテニミュ経験者だからだよお兄さんッ！とは口が裂けても言えなかった…）
・成さん扮するヨイショは、ジャイアンみたいなイメージ
・海賊（？）仲間を置いて来た負い目があるのに、舞台版にはそれがない
・原作よりも話が弱い
・肝心な話をすっ飛ばして、余計な解説が多い
・あと二重説明多い
・ブリミュみたく３部作にすればいいのに
・原作を知らない人が見たらどうなるの！？
（いや、普通に観れましたけど…）
・キャスト全員、キャラを自分に寄せすぎ


…だそうです。はい。
こういう思いをしたくないから、原作を頭に入れてこなかったんですよ、私。
私的には面白かったですよ？　何も考えずに観れたので。
公演はまだ残り１週間ありますんで、キャスト＆スタッフの皆様頑張って下さーい！